この4つの中で一つを削るとしたらどれを削りますか?
「グレッグ・マキューン」が書いた「エッセンシャル思考」を紹介します。
自分が一番大事なものを見極め,それ以外の選択肢をうまく捨て,本質的なものに最高の力を発揮できるようにする技術である。この本の構成は・・・
①本当に大事な選択肢を見極める技術
②不要なものをうまく「捨てる技術」
③これらの技術を無理なく循環させるための「しくみ化」の方法
①見極める技術
見極めるために必要なことは・・・自分時間の確保です。空白の時間,孤独な時間を確保です。

私の自分時間は
「朝の家での2時間」「週1回のコメダ珈琲での2時間」。
見極める時間を確保したら「見極め」です。
本には,「厳密な選抜」をすることが書いてあります。「絶対にYES以外は,すべてNO」や「90点以上の仕事かお誘いかを考える」の思考が大切です。
仕事,友人からのお誘いなど・・・受けた仕事・お誘いについて1回フィルターを通して,何点かなと考えること(見極める)が重要です。
②捨てる技術
90点未満の仕事・お誘いがあったら「NO」。捨てる技術を紹介します。
知っておくこと
(1)「判断」「その人との関係」はつながっていない。

Noと言ったら,その人に嫌われちゃうな~
関係が悪化するな~
→「No」といってもその人との関係は悪くならない。悪くなるような関係はないようなもの
嫌われたくない一心で,あいまいなYesを言っていると,都合のいい人になってしまう。
(2)トレードオフの関係にあることを再確認
→4つのうち,1つを消さなくてはいけない。
→もっと成功するには,2つ消さなくてはいけない。

私なら,仕事と友人を消します!
(2)予定確認して折り返します。
(3)予定を確認したところ・・・。
③習慣化する技術
毎回,捨てるかどうか考えていては大変になるので,習慣化することが大切です。
そのためには,自分の境界線を明確にしておくこと,自分の本質的目標をしっかり持っておくことが大切です。
「トリガー(きっかけ)・行動・報酬」
よい習慣を作ろうと思ったら,そのトリガーを見つけて行動する。
悪い習慣をなくそうと思ったら,そのトリガーに近づかないようにする。
例えば・・・コンビニの前を通ると「おかし」が食べたくなって,買って食べちゃう。
→コンビニの前を通らないように帰る。
まとめ
自分が一番大事なものを見極め,それ以外の選択肢をうまく捨て,本質的なものに最高の力を発揮できるようにする技術である。
そのためには
①本当に大事な選択肢を見極める技術
→「時間」「空間」が必要。絶対にYES以外はNO。
②不要なものをうまく「捨てる技術」
→断ることで相手との関係は悪くならない。「今立て込んでいまして・・・」
③これらの技術を無理なく循環させるための「しくみ化」の方法
→自分の目標・境界線を明確にする。よいトリガーを見つける。
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